マウンテンバイクの違いを説明する際によく引き合いに出される「ロードバイク」や「クロスバイク」についても解説しておきます。
- MTB(マウンテンバイク)
- マウンテンバイクは、野山などの悪路を走るのに向いている自転車と説明しました。又、悪路を走る事を想定して作られている為、抜群の安定感を誇ります。街乗りでも快適に走られる自転車が、MTBです。デザイン性もポイントで、特に男性に人気な自転車です。
- ロードバイク(ロードレーサー)
- ロードバイクは舗装路を速く走るのに適した自転車です。タイヤが細く、サスペンションなどの余分な部品が付いていません。ハンドルは羊の角のようになっています(ドロップハンドル)。スピード性能抜群の自転車なのですが、タイヤが細いため、段差やデコボコ道に弱いのが特徴です。パンクしやすかったり、スリップしやすいのが弱点だということです。近所に悪路・ぬかるみが多い、そうした場所を走る予定ならロードバイクは避けておくのが無難です。街乗りやお買い物で使うことを予定しているのであれば、ロードバイクは止めておいた方が良いです。速く走ることに特化した自転車、それはロードバイクです。
- クロスバイク
- クロスバイクはこれらMTBとロードバイクの中間に位置する自転車といった具合です。つまり、悪路をそこそこ走れ、舗装路もそこそこ走れるタイプの自転車がクロスバイクです。よくクロスバイクは中途半端な自転車だという人がいます。何故ならロードバイクとMTBの”中間”に位置する自転車だとよく言われるからです。ですが、こうした意見は主に自転車に精通した自転車マニアの人々の見解です。普通に街中を走るだけならば、クロスバイクは大変優れた自転車です。要するに、
- ■スピード感を楽しみたい、満喫したいのであれば、ロードバイク。
- ■快適に乗れる自転車が欲しいのであれば、クロスバイク。
- ■悪路が多い場所を走る事が想定されるなら、MTBといった具合に選ぶのが良いです。
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